マダムあずきの意識低い系ブログ

ステキ主婦に憧れながら意識低い毎日を生きる。築古自宅をスッキリさせて暮らしたい願望。猫さん5匹自閉症の息子と難病夫との暮らし。本質はズボラ主婦。

障がいと病気と、普通の暮らし。

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こんにちは。マダムあずきです。 

 

 少し心がやさぐれておりまして、

愚痴っぽくなってしまいます。

 

 

 

 

障がいや病気があるからって

区別されることはもう慣れました。

共感なんてしてもらえなくて当たり前。

だって、その相手は健康な人なのだから。

 

しかし

「障がいがあること」で

何に困っていて

どうしたらそれを軽減できるか。

それを一緒に考えてくれたり

手助けしてくれたり。

 

そういうことだけでがんばれる。

ノーマライゼーションって、健常な人、健康な人、障がい者がみんな同じって言うわけではなくて。

同じではないと思うのです。

世の中は健常な人に合わせて作られていて

不自由があるから障がいなわけで。

 

困ることが少なく、周囲の理解の中で日常生活が送れるってことなのではないでしょうか。

ja.wikipedia.org

 

頭の中で障がいを理解しようとしても無理。

 

優しい人が何とか理解しようとして歩み寄ってくれるのはありがたい。

でも、絶対わからないラインがあって

わかったようにされるのもまた困ることがある。

善意を否定するのは忍びない。

しかし余計なお世話っていうこともよくある話で。

 

障がい者様ですよ!って特別扱いしてほしいわけではないのですが。

 

 

 

昔、マダム子がまだ小さくて一瞬のスキでどっか行っちゃうくらいだったころ

とある病院へ行きました。

 

そこは入るときに靴を脱ぐタイプの病院で

なんとかお会計までは足で抑えながら(脱走防止)なんとか済ませましたが

玄関で靴を履いている一瞬で外に飛び出してしまいました。

 

近くに職員さんや看護師さんもいたのですが

みんな見てるだけ。

ワタクシはもちろん靴も履かないで外に出て追っかけますよね。

受診や受付の前に療育手帳も見せて、多動で動くからという説明はしています。

待合から受診までよく動くからもうワタクシも全身で抑え込んでおりました。

健常児だと思われていてわからなかったということはありません。

 

 

障がいを理解している人だったら・・・

 

例えば「お母さん靴履いちゃいな~」って目配せしてくれる。

 

そんな些細なことなんです。

 

嫌な顔されるばかりで誰も手を貸してくれることはなかった。

困っていることを伝えても「あぁそうですか」で終わり。

予防接種で怒鳴られたこともあったなぁ。もううちではできないから来ないでくれと言われたり。

だからこそ、絶対よそ様に迷惑をかけてはならないと思い込んでしまったところもあります。(そして引きこもりました。)

 

 

 

 ワタクシは目が見えるので

全盲の方の気持ちは正直言ってわかりません。共感はできないのです。

 

しかし想像はできます。

 

白杖を持っている方が歩いていたとして

困っていないときにむやみに声をかけては、逆に迷惑になりますよね。

視覚障害の方々は視覚以外のすべての感覚を使って外出しているのですから。

杖を上げているときに「お困りですか?」って声をかけるだけでも

きっとその方にとってなにか役に立つと思います。

「杖を上げている意味」を知っているか知らないかで全然違う。

 

ヘルプマークもまた然り。

 

azuazuazukina.hatenablog.com

ただそういう人がいるということを知ってくれているだけで

何もしなくても十分支援だと思うのです。

 

 

相手の役にたつことと、おせっかいを焼いてくる人の自己満足とは別の次元で。

そこの境界があいまいな人って、けっこういるのではないでしょうか。

(うちの身内にはこのパターンの年配者が多いです)

「親切にしてやってるんだからありがたがれ」みたいな思考の方が差別に感じるのはワタクシだけでしょうか。

 

「このままじゃ後に困るよ~」みたいなこと言われたって

困ることがないように一生懸命教えようと思っても

健常児の感覚しか知らない人はそうじゃない人を理解はできません。

 

「自分とは違うけど、そういう人もいるんだね。」くらいの感覚でも

持ってくれる人が増えると、少しは暮らしやすくなるのかな。

 

 

 

今の世代の若い方たちは、思考が柔軟な方が多いので

将来は明るいと信じたいです。

 

 

 

理解があろうとなかろうと、この世界で生きていかなければいけませんから。

 

 

 

 

 

 

マダム子が産まれる前、臨月だったころ

あず夫氏の病気が確定しました。

幸い、目の方はなんとか持ちこたえております。

 

 

 

※障がいと障害の表記については(個人的に)思う所がありますが、一応こちらでは「障がい」で統一します。

漢字だろうがひらがなだろうが、正直どうでもいいです(苦笑)

問題は「表記の字」ではありませんので。

 

ネガティブ気味に少々心がささくれておりますので厳しいコメントはご容赦願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

読んでくださりありがとうございます。

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