家の中で、自分が見ていない場所がなくなった。
押入れも。
茶箱も。
棚の奥も。
「あそこはまだ開けていない」という場所が、
少しずつ消えていく。
遺品整理を始めた頃は、
とにかく片付けることに必死だったけれど、
最近は少し違う気持ちになってきた。
親の残したものは、
できるだけ使うようにしている。消耗品なども。
でも不思議なことに、
汚れたり壊れたりしてたので処分したものほど
「あれ、使いやすいサイズだったな」
と思い出す。
だから母もいっぱい使っていたんだろう。
使用頻度の低いモノばかり残っている現実。
お鍋とか。
お皿とか。
台所用品とか。
毎日使うものだからこそ、
なくなって初めて良さに気づく。
そして今、
「自分が使いやすいサイズのものが欲しい」
という気持ちがムクムク育っている。
特にお皿。

食洗機ユーザーにとっては重要案件である。
食洗機にピシッと収まるサイズと角度。
あれが本当に大事。
変な形のお皿が一枚あるだけで、
他の何枚ものお皿が入らなくなる。
食洗機あるあるだと思う。
フライパンもそう。
お鍋もそう。
今あるものは使える。
でも、
「もうひとまわり小さいのが欲しい」
とか、
「もうひとまわり大きいのが欲しい」
とか、
実際に暮らしてみて初めて分かることがある。
お皿の中には祖父の代からあるような高価なものもある。
きっと良いものなんだろう。
でも結局使わない。
しまい込んだまま何年も過ぎるくらいなら、
役目は終わったのかもしれない。
遺品整理を始めた頃は、
「捨てていいのかな」
ばかり考えていた。
でも今は、
「私はどう暮らしたいかな」
を考えるようになった。
お焚き上げが終わったら。
次のターゲットはお皿(`・ω・´)
そしてその先は、
親の家を片付けることではなく、
自分の家事のしやすい環境を作りたいものです。
読んでいただきありがとうございます😊