マダムあずきの意識低い系ブログ

ステキ主婦に憧れながら意識低い毎日を生きる。5猫さんとの暮らし。

『長崎 ―閃光の影で―』を観て【映画】

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久しぶりに映画館に。

昨日は新しいココノススキノの中のTOHOシネマズ。

 

『長崎 ―閃光の影で―』を観ました。

 

 

映画の中で、特に心を揺さぶられた場面が二つあります。

 


ひとつは、アツ子さんが家族の遺体と向き合い、慟哭する場面。

あの瞬間まで必死に救護活動を続けていた彼女が、現実の喪失と対峙したとき、支えが一気に崩れ落ちる。

その声は泣き叫びではなく、

胸の奥から搾り出されるような痛みで、

観る側の呼吸まで止めてしまいます。

画面から目を逸らすことはできず、

静かな絶望の波がこちらまで押し寄せてくるようでした。

 


もうひとつは、戦後、婦長さんが米兵と会っていることをあっけらかんと認める場面。

そこには、戦中の理想や忠誠ではなく、

「生き延びるための現実」がありました。

価値観の変化を受け入れ、生きる術を選んだ人間のたくましさと、そこにある複雑な感情。

責めるでも美化するでもなく、「これもまた戦後を生きた人の物語」として描かれているのが、

この作品のリアルさを際立たせていました。

 


この二つの場面は、

――守るべきものを失った瞬間と、価値観が変わった瞬間――

として、私の中に強く焼き付きました。

観終わった後も、静かに、心の奥で波紋を広げ続けています。

 

 

 


これは遠い過去の物語ではなく、

私たちが受け継ぐべき現実でした。

 

 

 

 

映画『長崎―閃光の影で―』公式サイト

 

 

 

 

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